日々起案

田舎で働く弁護士が、考えたことや気になったことを書いています。

盆休み

世間はお盆休みですが、残念ながら、私は暦どおりに働いています。イソ弁として夏季休暇ももらっているのですが、私は敢えて世間とずらして取得しています。

どうしてそんな休みのとり方をしているかというと、第1に、日本中が休みの時に休むより、日本中が働いている時に休んだ方が気分が良いからです。どこか出かけるにしても、平日ど真ん中の方が空いていますし。

第2に、お盆休みの方が依頼者と打ち合わせがしやすいからです。事務所の営業時間の都合上、依頼者と打ち合わせをしようと思うと、平日の日中に来てくださいと言わざるを得ません。しかし、それをするためには仕事を休まなければならない人が多く、そう簡単には来られません。ところがお盆休み中なら、平日でも仕事が休みになってたりして、事務所に来てもらいやすくなります。世間一般の休みとずらすことで、日程調整がしやすくなるのです。

その他、忙しい弁護士は、お盆を含む夏期休廷期間中は裁判期日が入らないため、ここぞとばかりに起案を消化していきます。

もちろん、世間と同じようにお盆休みを取る弁護士もたくさんいると思います。お盆休みの取り方一つ見ても、それぞれのスタイルが表れてくる、それが士業の面白いところかもしれません。