日々起案

地方で働く弁護士が、考えたことや気になったことを書いています。

MX Mechanical Miniを購入

キーボード探しの旅はまだまだ終わりません。

フリマサイトで状態の良いものが安かったので、MX Mechanical Miniを購入しました。

このキーボードの外観上の特徴としては、70%サイズでロープロファイルであること。そして、エンターキーの右側にもう一列キーが配置されていること。

第一印象を一言でいうと、「なかなか良いけど改善点も多く見える」という感じでした。

打鍵感

今回は、中古で安いものを購入したこともあって、茶軸しか選択肢がなかったのですが、本当は赤軸が好みです。

使ってみた感想としては、HHKBやRealforceと比べるとかなり重めでした。Realforce RC1(キー荷重45g)だと、指の重さだけでも若干沈み込みますが、こちらは押そうとしない限りはと押し込めないといった感じです。赤軸だともう少し軽いのかもしれません。個人的にはもう少し軽くてもいいかなと思いますが、ある程度跳ね返りがあった方が高速でタイピングできるので、これはこれで悪くない気もします。

ロープロファイルなので手首が楽で、ストロークも浅めなので、タイピングはしやすいと感じます。G913と比べてキーキャップのぐらつきも少なく、キーがぶれずに押し込まれるので、打鍵感は良い方だと思います。

しかし、非常に気になる点が一点あります。それは、一部のキーを打つと金属反響音が響くことです。全部ではないのですが、たとえばスペースキーやIを打つと、「カァン」という金属音が響きます。これがかなり不快で、使い続けることについて悩んでいます。

キー配列

MX Mechanical Miniのキー配列
MX Mechanical Miniのキー配列

右側の一列

何よりまず気になるのが、エンターキーの右側にDel/Home/End/PgUp/PgDnが並んでいること。

この点は、個人的にはあまり大きな問題にはなりませんでした。何故なら、私はAutoHotkeyEnterDeleteBackspaceを別キーに割り当てているので、文章入力中にこれらのキーを実際に打鍵することは多くないからです。したがって、右側に一列増えたことによるタイプミスはほとんど生じていません。

とは言え、単発でDeleteBackspaceを打つこともあるので、その際に一瞬迷うこともありました。

このように、致命的な問題はなかったのですが、じゃあこの一列はあった方が便利か?と言われるとそんなことは全くないので、やっぱり無い方が良かったと思います。後継機が出るときにはこの一列は削ってもらいたいです。

スペースキーの長さ

スペースキーの長さは、「ギリギリ許容できなくもないけどちょっと辛い」という長さです。ホームポジションを基準に見ると、左端はFキーの左端と同じ位置、右端はJキーの右端から1/4u右にずれた位置。変換/無変換が押しにくくなっています。微妙に左右対称じゃないのも気になります。

このスペースキーを3uにしてDFの中間からJKの中間までの位置に配置してくれれば、上記の右一列も削れたし変換/無変換も押しやすくなってベストなのですが。

その他

右側にスペースが増えた分、最上段(ファンクションキーの列)にキーが2つ増えています。音量の増減ボタンが割り当てられていて、便利と言えば便利ですが、必要かと言われれば不要です。一応別の機能も割り当てられますが、そんな機能要らないので、通常のキーボードのようにF4F5F8F9の間に隙間を空けてほしかったです。

また、DeleteキーとBackspaceキーの縦位置がずれていることも、よく問題視されています。私の場合は前述の理由であまり問題とは感じませんが、Deleteキーは普通なら多用するキーなので、ホームポジションから指の届かない位置に遠ざけられているのは使いにくいと思います。この点は、キー割り当て機能で左隣のキーもDeleteに割り当てるなどして対応している人が多いようです。

あとは、右Shiftが小さいとか最下段のキーが1/4uずれているとかも問題視されることがあるようですが、私には何の問題もありません。右Shiftなんて通常のタイピングでは使うことはないし、最下段の1/4uずれは無意識レベルで調整できてしまう程度のずれと感じました。スペースキーが長すぎることに比べればほとんどないに等しい問題点と感じます。

無線接続

無線接続は、USBレシーバーを使う方法とBluetoothを使う方法があり、両方合わせて3つのデバイスに接続できます。私の場合は、PC、私用スマホ、仕事用スマホでちょうど3台なので、不足はありませんが、これにタブレットを追加したいとなると足りない人もいるかもしれません。接続の切り替えは1秒程度で切り替わるので、ストレスはありません。

PCはUSBレシーバーで接続していますが、Realforce RC1と違い、AutoHotkeyをかませていても全く入力処理が遅れることはなく、非常に安定しています。この点はさすがのLogicoolといったところです。というか、RC1の無線接続がダメすぎるのかもしれません。

長時間入力がなくても接続が切れるということはないので、しばらく席を外していても、何の操作もなくいきなり入力を始めることができます。当たり前のことのようですが、HHKBやRealforceではこれができなかったので、非常に快適です。

それと、設定等をするための専用ソフトについては、有線接続をしなくても使えたので、この点は便利でした。HHKBもRealforceも、設定ソフトは有線接続しないと使えなかったので、この点もUSBレシーバーを使った接続の強みと言えるでしょう。

電池持ち

バッテリー充電式ですが、公称値ではバックライトなしで10か月もつようです。私は基本的にバックライトを使わないので、十分と言えるでしょう。RC1では、30分で電源が切れる設定でも1か月半もつかどうかだったので、いちいち電源を入れなおす手間がなくて6倍もの長時間駆動というのは、もはや差が大きすぎて何が何だか分かりません。

無線の信頼性と電池持ちに関しては、昔からLogicoolが他の追随を許さない圧倒的性能を誇っています。

総合評価

打鍵感は良好、無線の安定性と電池持ちについては非常に良く、一番右の一列が邪魔ではあるものの省スペースと、全体的には良いキーボードです。

スペースキーが長すぎる点もギリギリ許容範囲なので、あとは、キーを打った時の金属反響音をどこまで許容できるか(あるいは低減する方法があるのか)次第という感じです。

2~3か月使ってみて、金属音が気にならないようであれば、RC1に代えてメインキーボードにしても良いかもしれません。