弁護士になってから、文章を書く時にカタカナ語を避けるようになりました。
法律の条文は、カタカナ語は原則として使われません。物の名前にしろ概念の名前にしろ、あらゆる言葉はできる限り日本語で表現されます。そのため、法律文書も基本的にはカタカナ語は使わず、日本語で表現します。カタカナ語を使おうと思ったら、その意味をまず日本語で表現しなければなりません。
そういう状況にあるおかげで、私生活上で文章を書くようなときにも、自然とカタカナ語を使わないようになりました。
これが法曹関係者の職業病なのか、私個人の特殊な癖なのかは、よく分かりません。