日々起案

田舎で働く弁護士が、考えたことや気になったことを書いています。

司法修習

法曹三者の中から弁護士を選んだ理由

裁判官、検察官、弁護士をまとめて「法曹三者」と呼びます。実を言うと、私も、修習前は検察官に任官すること(任検)を考えていました。しかし、修習中に各庁を回る中で、検察官より弁護士の方が向いていると思うようになりました。検察官の仕事自体は、と…

修習生伝統の起案対策マニュアル

司法修習生の間では、過去問やその優秀答案、起案対策マニュアルなどが受け継がれてきています。毎年無秩序に累積しているので、数GBもの容量となっています。私も、そうしたデータは入手し、目を通しました。しかし、はっきり言ってこれらはあまり役に立ち…

司法修習の準備

合格発表直後 9月12日に2017年司法試験の合格発表が行われました。自分の時を思い出してみると、合格発表後の数日はかなり忙しかったように思います。 最高裁判所に行って司法修習申請書類を受領 法務局へ行って登記されていないことの証明書を取得 市役所へ…

革靴

弁護士に限らず、革靴は様々な職業の人にとって仕事道具の一つでしょう。しかし、それらにどこまでこだわるか?ということになると、十人十色です。私の場合、「あまりこだわらないけど、さすがに合皮はちょっと…」という感じです。大手企業の顧問や金持ちの…

司法修習生に名刺は必要なのか

司法修習に入る前、多くの合格者は、名刺を作ります。ネットで調べるとみんな作ってるみたいだし、修習生対象の名刺業者もあったりして、作るのが当たり前、みたいな感じでした。しかし、本当に修習生が名刺なんて持つ必要があるのでしょうか。 不要論 正直…