日々起案

田舎で働く弁護士が、考えたことや気になったことを書いています。

刑事弁護

弁護士用「やさしい日本語」マニュアルはないのか?

最近、「やさしい日本語」という技術・コンセプトが注目されているようです。無理に英語などを使うのではなく、日本語の中で簡単な言葉・表現に置き換えることで、外国人に理解しやすくするというものです。外国語を覚えるよりも遥かに学習コストが安いうえ…

接見禁止はぜひとも解除

被疑者・被告人に接見禁止が付いていることはよくあります。薬物事犯や、共犯事件なんかだとかなりの確率で付いています。この接見禁止は、ぜひとも早期に解除しておくべきです。もちろん被疑者・被告人のためというのもありますが、何より弁護人にとって非…

はじめてのせっけん

国選事件などで接見する場合の、窓口での手続の流れをまとめました。これで初めて接見するときも怖くありません。 留置場所に電話をかけましょう 日中の場合は、取調べが行われている可能性があります(特に被疑者段階)。警察の取調べの場合は、中断して接…

裁判員裁判の弁論に演出は必要か?

一部の本では、裁判員裁判での最終弁論について、「裁判員に語りかける」とか「法廷中央に歩み出てペーパーレスで行う」といったやり方を推奨しています。これは、裁判員に「傾聴させる」「理解させる」ためのテクニックとして有用であるという趣旨です。し…

『刑事弁護ビギナーズver.2』

刑事弁護ビギナーズver.2出版社/メーカー: 現代人文社発売日: 2014/09/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る弁護士必携の一冊。多分、刑事弁護を扱う事務所なら必ず置いてあります。司法修習時代には、必携と言われてもピンときませんでした…

刑事弁護は私選と国選どっちがいいか?

当番弁護*1で接見に行くと、たまに聞かれます。 「金はあるから、私選であんたにお願いしても良いんだけど、国選とどっちがいいと思う?」 答えは人それぞれだと思いますが、私の場合は、大抵こう答えています。 「私選だから一生懸命やって、国選だから適当…